この記事の概要と注意事項
この記事はRX Japan株式会社 主催の「資産運用EXPO」に参加を予定(検討)されている方、特に初めて参加される方に向けたアドバイスと気を付けるべきことについて筆者の考えを紹介しています。
[注意事項]
- 筆者は資産運用EXPOへの参加を推奨しているわけでも否定しているわけでもありません。
- 参加は自己責任で。会場での行動も自己責任で。
- この記事を読んで行動される方は注意事項のページをご一読ください。
この記事はこんな人におすすめ
[こんな人にはお勧めします]
- 資産運用EXPOに初めて参加する方
- 資産運用EXPOに興味があるが参加するのが少し怖いと考えている方
[こんな人にはお勧めしません]
- 既に資産運用EXPOに参加したことがある方(→既に知っている内容が多いと思います)
資産運用EXPOって何?
資産運用EXPOは RX Japan株式会社 が主催する資産運用に関する展示会です。株式投資や不動産投資をはじめ様々な投資を扱う企業団体が出展されており、参加者は相談することができます。
また、たくさんのセミナーが開催され、投資関係の著名人やタレントの方の話を聴講することができます。顔出ししていない投資系ユーチューバーの方にも会えるかもしれません。セミナーは事前予約制ですが、席に余裕があれば、当日参加もできると思います。満席の場合でも、当日会場でキャンセル待ちを受け付ける場合があります。
参加される方は事前登録した方がよいと思います。事前登録した方は無料で入場できますが、当日会場で申し込む場合は 入場料5,000円/人 となっています。当日会場で申し込みする場合でも、個人情報等は登録しないといけないと思いますので、事前に登録するのがよいかと思います。
こんな方に有益です
資産(貯金など)を持っており、運用方法について考え中の方、どのような運用方法があるのか知りたい方には有益な展示会だと思います。また、今はまだ資産と呼べるものはないけど、将来のために今から資産運用について勉強しておきたい方にもおすすめです。参加条件に資産制限はありませんので誰でも参加できると思います。
一方で、出展する証券会社や不動産会社にとっても投資や資産運用に興味のある人々が集まってくるので非常に有益な展示会だと思います。
そしてもう一つ、この展示会を有益だと考えている人(集団)がいます。それは詐欺で人をだまそうとしている人たちです。お金(資産)を持っている可能性の高い人々が一つの所に集まってきてくれるのですから、とっても仕事がしやすいでしょう。参加される方は気を付けてください。
会場外のキャッチに注意
詐欺師の仕事は会場に入る前から始まっています。というより会場の外がメインかもしれません。最寄駅から会場に向かって歩いている人にこんな風に声をかけてきます。
「すぐに済むので簡単なアンケートお願いできませんか。」
「会社の命令で名刺交換の練習をしています。上司に見せた後はすぐにシュレダーしますので名刺交換させてもらえませんか。」
全力で会場に逃げ込んでください。会場には警備の方がいると思うので、会場までは追いかけてこないでしょう。
帰りも気を付けてください。自宅に帰るまで気を抜かないで。
会場内でも注意
参加者は事前登録、当日申込にかかわらずバーコード(QRコードの場合もありますが、本記事ではバーコードで統一します)のついた入場証を首からぶら下げることになると思います。出展者はこのバーコードを専用リーダーで読み込むことによって参加者の個人情報を主催者から入手できます。正しく個人情報を扱ってくれる出展者が多いとは思いますが、中には何でもいいから個人情報を集めまくろうとしているような出展者もいるようです。
「会場を歩き回ってお疲れでしょう。お茶とお菓子があるんで少し休憩していきませんか。その前に、バーコードだけ読ませてください。」
「セミナーの聴講に来られたんですか。セミナーまでまだ少し時間があるので暇つぶしにうちに寄っていきませんか。まずは、バーコードを失礼します。」
「無料で引けるガラガラくじやってます。一等は任天堂スイッチです。バーコードを読ませてくれればすぐに引けます。」
あなたの個人情報はお茶一杯やくじの参加賞のうまい棒一本と交換する程度の価値ですか。
資産運用EXPOの参加者の個人情報なら名簿屋にも高く売れそうですね。
ここで筆者の体験談をひとつ。数年前の資産運用EXPOでとある不動産会社(大手で有名な所です)のブースに寄った際に、自分の探しているものを取り扱っているのかを確認したかったのですが、まずはバーコードを読ませてくれ、話はそれからだ(実際にはこんな言い方ではないですが)と、しぶしぶOK(有名な会社なので、変な使い方はしないだろうと)して、結局私が探していたものは取り扱っていないということで、数分で立ち去ったのですが、後日その会社から勧誘電話が。一度くらいはしょうがないですが、それから数年の間 毎年 忘れたころに勧誘電話がかかってくるようになりました。毎回丁寧にお断りして、もう掛けないで欲しいとお願いしているのに。たった一回バーコードを読ませただけなのに、一生 勧誘電話に煩わされるのかもしれません。後悔しています。
出展社はバーコードさえゲットできれば個人情報を入手できるので、遠くから望遠カメラを使って参加者がぶら下げている入場証(のバーコード)を撮影できれば、本人に気づかれることなく個人情報を入手できることになります(そこまでする人はいないとは思いますが)。会場入場時などの必要な時以外は入場証を裏向けにしておいた方がよいかもしれません。
主催者からの注意
筆者も次に開催される資産運用EXPOのセミナー聴講を予約しています。
受講券の注意事項に次のような記載がありました。
「出展社セミナー(EX-〇)に参加申込みされた方の個人情報は、申込んだセミナーを主催する出展社に提供されます。」
セミナーの受講券だからなのか、ブースでのバーコード提示に関する注意はありません。どこかにバーコード提示に関する注意もあった気がしますが。
結局は自己責任で!ということでしょうか。
(※社名が昔のままで修正されていません)